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管理人のNaokiです。 東京在住、フリーランス(一人法人) 石油、FX、株のトレードをしながら、Web作成を行ってます メール:crudeoil123com◎yahoo.co.jp (◎を@に変えて下さい)

原油のオプションの仕組み

カバードワラント(例えばeワラント)はオプション取引の一種であり、これを証券化したものを指します。取引会社によって具体的な仕組みが異なりますので詳細は各社の公式な説明を読んでいただきたいと思いますが、大雑把な仕組みはオプション取引の仕組みと似ておりますので、ここではオプション取引の仕組みの概要を説明します。

原油のオプションには限月、コールとプットのどちらか、権利行使価格があります。例えば「2017年9月限の権利行使価格50のコール」とか「2017年9月限の権利行使価格40のプット」のような感じです。一つの原油に対し様々な権利行使価格(例えば40ドル、50ドル、60ドル)のコールと、様々な権利行使価格(例えば30ドル、40ドル、50ドル)のプットがあります。このように「派生」してたくさんの銘柄があるので金融派生商品と呼ばれるわけですね。

コールやプットなどは、ざっくり言って、2つの部分から価格が成り立っています。本質的価値と呼ばれる部分と、時間価値と呼ばれる部分です。両者を合計した価値がコールの価格(またはプット)の価格となります。権利行使価格50ドルのコールは「50ドルで買う権利」、権利行使価格60ドルのプットは「60ドルで売る権利」になります。

コール プット
本質的価値 原油価格が権利行使価格以下のときは、本質的価値はゼロ。権利行使価格を上回ると原油価格上昇に応じて価値上昇。 原油価格が権利行使価格以上のときは、本質的価値はゼロ。権利行使価格を下回ると原油価格下落に応じて価値上昇。
時間価値 原油価格が権利行使価格に近いほど時間価値大きいが、残存期間が短くなると時間価値減少が加速し、満期日に時間価値がゼロになる。 原油価格が権利行使価格に近いほど時間価値大きいが、残存期間が短くなると時間価値減少が加速し、満期日に時間価値がゼロになる。

(1)例1
今は5月で原油価格が50ドルだったとします。このとき9月の権利行使価格40ドルのコール、12月の権利行使価格40ドルのコール、9月の権利行使価格50ドルのコール、12月の権利行使価格50ドルのコールは、どのような価値を持つでしょうか。
eワラント価格を分解(その1)

権利行使価格40ドルのコールは「40ドルで買う権利」です(権利であって義務ではないです)。今の原油価格が50ドルであれば、即座に売れば10ドルの利益になりますよね。ということは、少なくとも10ドル以上の価値があるに決まってますよね。これが本質的価値です。さらに満期日が長いほど、もっと原油価格が上がる可能性を秘めていますよね。その期待に付けられたものが、時間的価値というわけです。
権利行使価格50ドルのコールは、この時点では本質的価値がゼロです。時間価値だけで成り立っています。期間が長いほど原油が上がる可能性があるわけだから、9月限より12月限のコールのほうが時間価値は大きくなります。

(2)例2
例1のコールを買った後、一ヶ月経過して6月になったとしましょう。ところが原油価格は全く変わらずに50ドルでした。このとき、例1のコールの価値はどのように変化してるでしょうか。
eワラント価格を分解(その2)

権利行使価格40ドルのコールは本質的価値に変化はありませんが時間が経過した分、時間価値は減ってしまいました。権利行使価格50ドルのコールはもともと本質的価値はゼロでしたが、時間価値は減ってしまいました。

(3)例3
例1のコールを買った後、一ヶ月経過して6月になり、さらに原油が5ドル上昇して55ドルになったとしましょう。このとき例1のコールの価値はどのように変化しているでしょうか。
eワラント価格を分解(その3)

権利行使価格40ドルのコールは本質的価値が5ドル増加しましたが、時間が経過した分、時間価値は減ってしまいました。権利行使価格50ドルのコールはもともとゼロだった本質的価値が5ドルまで増えた一方で、時間価値が減少しました。本質的価値の上昇幅のほうが大きければ買い値よりも高くなります。図では時間価値を大きく描いてしまったのでたいしたことがないように見えますが、このようなケースでは利益になる場合が多いです。

プットの場合は話が逆になります。プットは売る権利のことを示します。40ドルのプットは40ドルで売る権利です(義務ではないので原油が70ドルになっても40ドルで売る必要はありません)。
現在の原油が50ドルのときに、40ドルのプットを買うとそのプットには時間価値しかありません。60ドルのプットは本質的価値が10ドルと時間価値があります。

価格決定メカニズムを理解すると、オプションの価格が激しく動きやすい条件が分かります。コールの場合は「満期日が近く、さらに現在の原油価格よりも権利行使価格が上の場合」です。例えば満期まであと1週間、原油価格が今日は50ドルだが、権利行使価格は55ドル、というようなケースです。1週間で5ドル上昇する確率は低いため僅かな時間価値しかありませんが、もしドカンと急上昇した場合は一気に本質的価値が出現するため莫大な利益率になる可能性を秘めています。もちろん無価値になってしまう確率は相当大きいですけど。プットの場合は「満期日が近く、さらに現在の原油価格よりも権利行使価格が下の場合」ですね。例えば満期まであと1週間、原油価格が今日は50ドルだが、権利行使価格は45ドル、というようなケースです。満期前に45ドル以下まで暴落するとプット価格は急上昇します。45ドルピッタリで満期だと無価値です。45ドルを下回らないといけません。

定性的なイメージは上で説明した通りになりますが、もっと正確な議論をしたいのであれば、コールやプットの価格はブラックショールズの式により価格を計算することができます。しかしながら自分で計算するのは専門家でないかぎりちょっと難しいです。

原油に投資するならカバードワラント(eワラント)とCFDのどっちが良いか
原油をトレードするなら先物とCFDのどっちが良いか?
原油CFDを扱うCFD会社の比較。銘柄、手数料、スプレッド
OPEC総会前後の原油オプションの挙動
(広告)トレーダーは知っている オプション取引で損をしない「法則」



原油に投資するならカバードワラント(eワラント)とCFDのどっちが良いか

原油に投資する方法としては原油CFD、原油先物、原油ETFがあります。実はこのほかに、損失を限定しながら高いレバレッジで投資する方法としてeワラントというものがあります。原油CFD、原油先物、原油ETFの比較に関しては別稿にまとめてありますので、ここでは原油CFDと原油のeワラントの比較を行ってみましょう。

eワラントは価格決定メカニズムが非常に難しい金融派生商品(デリバティブ)ですので、万人に向いた投資商品ではありません。しかしながら商品特性をよく理解の上、資金の一部で、ホームランを狙うような取引も可能な面白い商品特性を有していますのでリスク許容度の高い投資家にとっては検討に値する投資商品になるかもしれません。

項目 原油のeワラント 原油のCFD
対象市場(※1) ニューヨーク市場(NYMEX) ニューヨーク市場(NYMEX)
取引の種類(※2) 店頭取引 店頭取引
原油の種類(※1) WTI原油 WTI原油
取引単位(※3) 1000ワラント(約5バレル相当) 10バレル(1590リットル)
売買手数料(※4) ゼロ ゼロ
最低投資金額 約2000円 約3000円
限月、行使価格など(※5) 限月とコール/プットと行使価格を選択する 選べない。一つ。
ロールオーバー(※6) なし 自動で強制的に
取引可能時間 09:00-23:50 日本時間早朝に1時間の中断時間あり
税金(※7) 申告分離、CFDや先物と合算可 申告分離、eワラントやCFDと合算可
取引会社(※8) EVOLUTION JAPAN証券
、楽天証券、SBI証券
DMM CFD、GMOクリック証券CFD
など
スマホ対応取引会社(※9) EVOLUTION JAPAN証券はiPhone用アプリ有り GMOクリック証券CFDはAndroid用アプリ、iPhone用アプリ有り

(※1)eワラントは厳密にはWTI原油先物リンク債に応じて値付けされているが、実質的にWTI原油先物と殆ど同じなので、同等であるとした。
(※2)店頭取引とは売買の相手側が取引会社であるということを意味します。あなたが取引会社から原油のeワラントや原油のCFDを買った場合、取引会社があなたに売っているということになります。価格の透明性という点では取引所に劣りますが、小口で取引できるメリットを享受できることを考慮すれば、大量に売買するわけでないのであればあまり気にする必要はないでしょう。
(※3)原油価格が50ドルのとき最低売買単位の1000ワラントあたりの想定元本は250ドルなので、原油の数量では5バレル相当分となります。
(※4)手数料は無料ですが、実質的な話として、スプレッドが手数料に相当すると思います。eワラントもCFDと同様に買い気配値と売り気配値のスプレッドが存在し、CFDより広めのことが多いです。価格の低いeワラントはスプレッドの広さが損益に大きな影響を及ぼすので注意が必要です。
(※5)限月とコールまたはプットは、取引会社が提示した範囲で選択できます。例えば「2017年9月の権利行使価格50のコール」のように。
(※6)CFDは自動ロールオーバーのため買い建てて長期間ほったらかしにしておくことができますが、eワラントは満期日が到来すると取引ができなくなります。満期日までに取引会社から買ったeワラントを、取引会社に買い取って貰う必要があります。満期までに無価値になる(投資金額全てを失う)ことは十分にありえます。
(※7)日本で営業許可を得ている正当な取引会社での店頭デリバティブ、取引所デリバティブは、損益通算できます。CFDで損、eワラントで利益の場合は合計して計算できます。詳しくは税理士等にご相談下さい。
(※8)eワラント証券株式会社が発行するカバードワラント(民間会社が発行するオプションを証券化したもの)をeワラントと呼称しています。eワラント取り扱い会社は2017年4月末時点で3社のみ(EVOLUTION JAPAN証券株式会社、SBI証券、楽天証券)のようです。
(※9)eワラント用アプリ対応取引会社は2017年4月末時点で1社のみ。DMM CFDのスマホ用アプリは近日リリース予定との案内が2016年11月16日付けお知らせに掲載されていました。

次に原油CFD、原油先物、原油eワラントを用いて上昇狙いの戦略と下落狙いの戦略の比較を行いました。eワラントの最大の特徴は、何が起ころうが最初のコールの購入代(またはプットの購入代)を失うだけで済む、という、完全な損失限定取引であるという点です。完全損失限定に加え、うまく行った場合、投資金額が短期間で数倍~数十倍になる可能性もある投資商品です。このため「来週、OPEC総会がある。ひょっとすると良いニュースが出て想定外の急上昇をするかもしれないからコールを買っておくか」というようなトレードアイデアを限定された投資予算で実行することができるというわけです。しかしながら投資した資金全額を短期間で全額失うリスクも併せ持っています(損失限定だけど、全額失う可能性はけっこう高い)。

<原油CFD、原油先物、原油eワラントで上昇狙い戦略の比較>

最低投資金額 売買内容 最大利益 最大損失
CFD 3000円程度 原油CFDの買い建て 上昇幅に応じて利益拡大 下落幅に応じて損失拡大
原油先物 30万円程度 原油先物の買い建て 上昇幅に応じて利益拡大 下落幅に応じて損失拡大
eワラント 2000円程度 コールを買う 数倍になる可能性あるが、原油が上昇しても丸損の時もある 最初に支払ったコールの買い付け代金だけ

<原油CFD、原油先物、原油eワラントで下落狙い戦略の比較>

最低投資金額 売買内容 最大利益 最大損失
CFD 3000円程度 原油CFDの売り建て 下落幅に応じて利益拡大 上昇幅に応じて損失拡大
原油先物 30万円程度 原油先物の売り建て 下落幅に応じて利益拡大 上昇幅に応じて損失拡大
eワラント 2000円程度 プットを買う 数倍になる可能性あるが、原油が下落しても丸損の時もある 最初に支払ったプットの買い付け代金だけ

2016年10月頃から12月頃にかけてOPEC減産決定で原油先物が上昇した頃の原油価格と、eワラント価格の比較をしてみましょう。eワラントは限月とコールかプットと権利行使価格を選べます。権利行使価格50のコールで、限月を3つ(2017年3月限、6月限、9月限)で比較してみましょう。コールは原油価格が上昇すると価値があがる投資商品です。

2016年秋のOPEC減産決定前後の原油価格とeワラント価格の比較チャート

eワラントは期間が短いほど「うまく行ったときの倍率」が大きくなるという性質があります(うまくいかなかった場合、ゼロになる確率も高いという逆の性質も併せ持っています)。うまくいったときの原油価格とeワラント価格(取引会社の買取価格)を表にしてみましょう。

原油価格 2017年3月 50コール価格 2017年6月 50コール価格 2017年9月 50コール価格
2016/11/14 46.81 1.17 2.53 3.40
2016/12/12 56.70 4.17 5.75 6.47
何倍になったか 1.2 3.6 2.3 1.9

2017年3月限(取引の満期は2017年2月なので注意してね)の権利行使価格50のコールの場合、上手に仕込めば投資資金を3倍にできたことがわかりました。もちろん、このときにCFDを買っていた人も利益を得ているわけですが、値上がり前に一旦原油価格が下がるとロスカットされているかもしれません。CFDの場合は、意図せざる暴落、例えば月曜の早朝にいきなり原油価格が10ドル下落したようなケースでは(窓明けの大暴落では)、著しく不利な価格でロスカットされ、投資元本を全て失った上に不足額を請求される可能性があります。それに対しeワラントは月曜の早朝にいきなり原油価格が10ドル下落したようなケースでも、最大損失がコールの買い付け代金に限定されます。「本当に損失限定の取引」という点が最大の特徴と言えると思います。しかしながら問題点もあり「決まった期間内に狙った方向にそれなりの値幅」動かない場合は、相場の方向を当てたのに損失を蒙るケースがあります。投資商品というよりは投機商品だという認識で、資金管理してトレードする必要がありますね。

最後に失敗例を挙げておきましょう。権利行使価格40のプットで、限月を3つ(2017年3月限、6月限、9月限)で比較してみましょう。プットは値下がりすると価値が上がる投資商品です。

2016年秋のOPEC減産決定前後の原油価格とeワラント価格の比較チャート(プット)

権利行使価格が40ドルですので、原油価格が50ドル以上で推移しながら時間が経過したため、どんどんプットの価値が下がっていることが分かります。プットの値段の最低額はゼロですので、最初のプット購入代金以上は損することはありませんが、投資した金額全部を失うリスクがあることがよく分かると思います。タイミングを計らって、売買したほうが良いと思います。長期間保有するとどんどん価値が下がる投資商品ですからね!

活用方法としては、例えばCFDで既にけっこう買い持ちしてる人が、明日の統計でネガティブな統計が出てドカンと下がると嫌だなという場合にプットを買っておく、みたいな感じだと思います。eワラント1本で攻めるのは、競馬で言うと万馬券ハンターのようなもので紙くず、紙くず、紙くず、20倍、みたいな感じになるはずです。ちなみに筆者は万馬券ハンターで1000倍以上を何度も的中させているため、eワラントのような「投資元本全部を失うような賭け」は慣れておりますが、リスク許容度の低い方にとっては負ける頻度の高い我慢ならない投資商品なので、絶対手を出さないという考えも賢明な判断です。世の中には20戦1勝でトータルプラスになるような投資方法を継続的に行っても平気な人がいます。そういう人にとってはeワラントは検討の余地のある投資商品かもしれません。

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TOCOM(東京商品取引所)のドバイ原油のサヤ取り



GMOクリック証券CFD

原油価格見ながら1605国際石油開発帝石の短期トレード。最小二乗法で影響を調べる!

国際石油開発帝石(1605)は、原油・ガス開発生産の日本国内最大手ですから原油価格が上昇すれば、株価も上昇しやすい傾向がありますが、一方で日経平均採用銘柄ですから市場全体の動きにも大きく影響されます。原油価格が上昇しても日経平均が大きく下がれば、1605の株価も下がってしまうことがあります。

せっかくなのでちょっと自然科学的にアプローチしてみましょう。東証の個別株の変動量は、市場全体の変動量と、その銘柄特有の変動量を単純に重ねたものであり、特有の変動量は原油の変動率で決まる、という乱暴な仮説を立てます。国際石油開発帝石の株価変動率を、日経平均の変動率と原油の変動率だけで説明しようとするとどうなるでしょうか。

原油価格変動率はWTI原油価格連動型上場投信(1671)の変動率をx、日経225連動型上場投資信託(1321)の変動率をy、国際石油開発帝石(1605)の終値の変動率をzとし、z=ax+byと仮定した場合のa,bを求めてみましょう。理系の人は学生時代に物理や化学の実験データで似たようなことをやった経験あるかもしれません。株価で同じようなことをやってみるわけです。これはちょっと楽しいかも。

まず下準備としてYahooファイナンスなどから株価データを入手します。日々の四本値(始値、高値、安値、終値)だけの株価データでかまいません。使うのは終値だけです。次に1671の変動率xを求めます。変動率は終値同士から計算します。同様にして1321の変動率y、1605の変動率zを求めます。適当なセルにa,bの数値を入れます。まずは1とか0.5とか好きな数字を入れておきます(図では両方とも0.5が入っている)。

zの横に、ax+byの値を計算した列を作り、「z’」とします(図中では計算値[%]という列)。その横に(z-z’)^2を計算した結果をコピペします。そして、(z-z’)^2の和(残差平方の和)を計算します。

1605の株価を最小二乗法でフィッティングする

次に(z-z’)^2の和が最小になるa,bの値をExcelに計算させます。アドインでソルバーを使えるようにします(Excelの標準インストール時はソルバーが有効になっていないと思うけど機能自体は既にインストールされているので、使える設定にするだけ)。これにより、(z-z’)^2の和が最小になるa,bの値を計算させることができます。

1605の株価を最小二乗法でフィッティングするときのソルバーの方法

目的セルに(z-z’)^2の和のセルを指定します。最小二乗法は「差の二乗の和(残差平方和)」を最小化させる方法なので、目標値のところは最小値を選択します。また、変化させるセルはa,bのセルを指定します。これによりa,bを自動で変化させながら(z-z’)^2の和が最小にしてくれます。2015~2016年の株価データ実施したところ、a=0.4144、b=0.6657となりました。つまり、1671が2パーセント上昇し、さらに日経平均が1パーセント上昇した日の国際石油開発帝石(1605)上昇率の推定値は2×0.4144+1×0.6657=1.4945パーセント、ということになります(あくまでも推定値ですぞ)。

ソルバーは解析的に解けない(紙と鉛筆では絶対に解けない)超越方程式の解を求めるときにも使えるし、2次方程式の解の公式を忘れてしまったような場合に力技で数値的に解くこともできます(解が複素数の場合を除く)。シュレディンガー方程式を自己無撞着(じこむどうちゃく、self-consistent)に解いてエネルギー準位を求めるだとか、境界条件が複雑なポアソン方程式を数値計算してポテンシャルを求めるだとか、そういう使い方もできます。

今回やったような差の二乗の和を最小化する方法は、最小二乗法と言う名称であり科学技術分野のデータ処理ではメジャーな方法です。今回、z=ax+byとしましたが、z=ax+by+cとしてa,b,cを各々求めることもできます。どういう価格モデルで説明できるか、ということに帰着するので自分の好きな式で良いですが、パラメータが多くなりすぎると式が発散してまともな解が得られません(一応、計算結果が出るけどデタラメな値になりがち)。変動率ではなくて日経平均の値そのものを変数にして計算することも勿論できます。

2015~2016年の株価データ実施したところ、a=0.4144、b=0.6657となったわけですが、期間を変えると数値はけっこう変化しますので、実際に活用したい人はご自分で2017年の株価データで計算させてみて下さいね。

しかしながら、実際にデイトレに使ってみると、1605の値動きはけっこう性悪で、計算上は下がると思ったのに、とことん上がったり、逆にとことん下がる日が多いので感覚的な逆張り指標でデイトレに使うとけっこうヤラレる日があります。自分の価格決定モデルに対して乖離率が一定レベルのときに売買したとき、どうなったかは統計を取って売買優位性を判断すべきでしょう。上手にやれば1605の売買システムを作ることも可能です。逆張りの平均回帰型と順張りモメンタム型の2種類を作れそうですな。こうした売買ルール構築のための一般的な教科書としては、クオンツトレーディング入門という本が参考になると思います。このほか「期待上昇率と、実際の上昇率の差を累積していって、それが一定レベルになったら買うとどうか?」というようなアイデアなど、今回の結果も活用した手法は幾つか考えられると思います。

あんまり話すとメシの種がなくなるので、この辺にしときますか。筆者はデイトレでよく売買します。買うこともあれば空売りすることもあります。条件を満たしたらエントリーし、一定条件で返済します(利益でも損失でもルールを決める)。ちなみにこの銘柄は嫌いです!何度も痛い目に遭っているw

アメリカがシリアの空軍施設を巡航ミサイルで攻撃後の原油の動き
日本企業の石油埋蔵量
(広告)最小二乗法による実験データ解析―プログラムSALS (UP応用数学選書 7)

原油CFDを扱うCFD会社の比較。銘柄、手数料、スプレッドなどなど。

下表は原油CFDの取り扱いのある大手CFD会社を比較したものです。まずは小口で原油をトレードしてみたい方は、3000円程度の小資金で原油トレードが可能なGMOクリック証券CFDかDMM CFDが選択肢として挙げられると思います。この2社は最小取引単位がわずか10バレルですから、原油価格が50ドル/バレルだとすると「500ドル分の原油」に投資できるということになります。買い建てを行うことも売り建てを行うこともできます(空売りして、下がった後に買い戻しして利益を得ることもできる)。IG証券は取り扱い銘柄数がダントツですが原油の取引単位はミニ取引で100バレルとなっています(WTI原油先物の取引単位は1000バレルですので、それの1/10サイズです)。原油と並んで人気があるのは天然ガスCFDやVIX関連のCFDも興味あるならばGMOクリック証券CFD一択だと思います。原油同様に小口取引が可能で、ツールがユーザーフレンドリーな取引会社はここだけなので。証券口座も合体していて資金移動は即座に可能だし、GMOあおぞらネット銀行との連携も始まったことから、銀行口座と投資口座の間の資金移動もすぐにできて便利。

項目 GMOクリック証券CFD DMM CFD IG証券
手数料 なし(※1) なし(※1) 期限無し原油CFDはファンディングコストがかかる(※2)
クイック入金 可 可 可
口座管理手数料 なし なし あり
取り扱い銘柄数 株価指数、コモディティ(原油・金・天然ガスなど)、VIX、海外大手企業など多数 株価指数、コモディティの銘柄の人気銘柄7つだけで迷わない ダントツに銘柄数は多い
取引単位 原油は10バレルから 原油は10バレルから 原油は100バレルから
スマホ対応 Android、iPhoneに対応 Android、iPhoneに対応 Android、iPhoneに対応
初心者向きか 分かりやすいと思う 分かりやすいと思う 銘柄が多いので迷うかも
口座開設にマイナンバーは必要か(※3) 必要 必要 必要
法人口座 可 可 可
その他の特徴 CFD売買代金国内No1、24時間電話サポート、株、FX口座から資金移動簡単 24時間電話サポート、FX口座から資金移動が簡単 外国株の取り扱い銘柄数が非常に多い(※5)
金融商品取引業の登録(※4) 関東財務局長(金商)第77号 商品先物取引業者 関東財務局長(金商)第1629号 商品先物取引業者 関東財務局長(金商)第255号 商品先物取引業

(※1)スプレッドが実質的な手数料と言えます。またスポット金などは金利徴収という形の手数料あり
(※2)IG証券の手数料体系はやや複雑で他社と異なる点が多いので公式HPでご確認を。期限無し原油CFDの場合はロールオーバーのコストを自動的に毎日少しずつ徴収される仕組みになっています。
(※3)取引会社が税務署に支払い調書を提出するため、あなたのマイナンバーの登録が必須。確定申告をお忘れなく。
(※4)日本で営業を許可されている取引業者は金融庁で確認できます。
(※5)日本居住者が米国株に投資する場合、W-8BEN(PDFなので注意)という書類の提出が必要です(これを出しておくとアメリカで売買差益が課税されない。配当は課税される)。

次に、主要銘柄に関してスプレッドを比較してみました。なおGMOクリック、DMMの銀価格はドル表示でIG証券はセント表示なので銀のスプレッドはドル表示に変換してあります。DMMは原則固定スプレッドですが、例外はあります。スプレッドは見ているとけっこう変動しますのであくまでも参考程度で。経済指標発表前後などはCFDが参照している銘柄のスプレッドも拡大するため、CFDのスプレッドも拡大します。これらの数値は各社HPまたは各社の取引画面から確認した値です。短期トレードが多いかたは、スプレッドが狭いほど有利です。まったりトレードと、短期トレードの両方を行うかたは、戦略ごとに口座を作っても良いかもしれませんね。鞘滑り取りのような放置プレイ型戦略であればスプレッドの広さは関係ありませんから。なお、IG証券はWTI原油だけでなく北海原油先物(ブレント原油)のCFDや、ガソリン先物の扱いもあります。北海原油に特化した戦略をお持ちの方は検討されるのも良いかもしれません。北海原油買いWTI売りだとか、ガソリン買い原油売り、みたいなサヤ取り的な売買も可能となります。

銘柄 GMOクリック証券CFD DMM CFD IG証券
原油 0.030 0.039 0.060
天然ガス 0.012 取り扱い無し 0.020
日経平均 3 7 7
NASDAQ 0.5 2 1
金(ゴールド) 0.3 1.2 0.3
銀(シルバー) 0.015 0.054 0.020

最後にレバレッジを比較してみます。結果として3社とも同等でした。GMOクリック、DMMはホームページ上にレバレッジが記載されていますのでその値を掲載しました。IG証券はレバレッジを証拠金維持率で表示されているので、例えば維持証拠金率が10%であれば、レバレッジ10倍相当で換算しました。原油や天然ガスなどのコモディティは値動きが激しいため、レバレッジ20倍で取引するとたった一日で元本全てを失った上、さらにマイナスになる可能性がありますのでご注意を! CFDは十分な余裕を持って取引しないと危険であり、万人におすすめできる取引ではありません。ちなみに悪名高い商品先物取引のレバレッジは20~30倍です。なお、ドバイ原油先物やゴールド東京スポット100の取引をしたい人は商品先物取引の会社に口座を開く必要があります。ゴールド東京スポット100はレバレッジの効いたスポット金取引でありながら支払い金利がありませんのでCFDで金を買うより有利です。

銘柄 GMOクリック証券CFD DMM CFD IG証券
原油 20倍 20倍 20倍
天然ガス 20倍 取り扱い無し 20倍
日経平均 10倍 10倍 10倍
NASDAQ 10倍 10倍 10倍
金(ゴールド) 20倍 20倍 20倍
銀(シルバー) 20倍 20倍 20倍

原油をトレードするなら先物とCFDのどっちが良いか?
CFDで儲けるなら価格調整額、金利調整額、権利調整額を理解せよ
原油CFDの鞘滑り取りでコンタンゴを収益化する
CFD,FX,くりっく365,商品先物の税金
ドバイ原油先物でコンタンゴ拡大を狙うサヤトリ
DMMのCFD口座の開設方法
GMOクリック証券のCFD口座の開設方法

(広告)原油、天然ガス、VIXのCFDが売買できるGMOクリック証券【CFD】口座開設
(広告)原油CFDが売買できるDMM CFD

CFDで儲けるなら価格調整額、金利調整額、権利調整額を理解せよ

CFD取り扱い会社のホームページで「価格調整額の受け払いが発生します」「金利調整額、権利調整額の受払いは発生しません」などと書いてありますが、意味不明の方が多いと思うので簡単に説明しておきましょう。

CFDは、投資対象物(原油とか株とか)に対して、低資金でレバレッジをかけて投資できる優れた投資商品でありますが、投資対象物によって、価格変動以外の要因でも費用が発生します。これは受け取りになる場合と支払いになる場合があり、価格変動を当てて儲かったと思いきや、それを遥かに上回る調整額の支払いのせいで損をすることがあるので、よ~く理解しないと痛い目に遭います。「資金配分をしっかりしてナンピン買い下がりをして2~3年保有することも辞さない」という方針でも、調整額の積み重なりによって痛い目に遭うことが十分ありえるので、調整額の仕組みは十分理解しましょう。

投資対象物 発生する調整額 いつ発生するか
先物 価格調整額 先物のロールオーバー時
ETF,ETN,個別株 金利調整額 日々発生
ETF,ETN,個別株 権利調整額 権利日前後
スポット商品 金利調整額 日々発生

 まず投資対象物が先物の場合です。原油CFD、天然ガスCFD、日経平均CFD(GMOクリック証券CFDでは日本225という名称)などでは、期限が短い先物の価格に連動してCFD価格が変動するようになっています。先物には取引期限があり、取引期限が到来するとその先物は上場廃止となってしまいます。このため、CFDが参照する先物は、次々と次の取引期限の先物に乗り換えて行かねばなりません。乗り換えのことをロールオーバーと言いますが、ロールオーバー時において期限の短い先物とその次の先物には価格差がありますので、そのときの価格差を調整しなければなりません。これが価格調整額です。原油先物や天然ガス先物は限月が毎月ありますのでこれらのCFDは毎月価格調整額が発生しますが、日経平均先物やニューヨークダウ先物は限月が3,6,9,12月の4つだけなので、これらの価格調整額は年4回だけ発生します。

CFD会社取り扱い銘柄 発生する調整額 いつ発生するか
原油CFD 価格調整額 NYMEXのWTI原油先物のロールオーバー時(毎月1回)
天然ガスCFD 価格調整額 NYMEXの天然ガス先物のロールオーバー時(毎月1回)

期限が長い先物ほど価格が高い状態を順鞘(コンタンゴ)と言いますが、コンタンゴのときにCFDを買っている人は価格調整額は「支払い」となります。価格調整額の存在により「あれ?俺って幾らで買ったんだっけ?」という状態に陥ることがあるので注意が必要です。乗り換え前後での直接の損得は無いのですが、チャート上は儲かっているのに損だった、という「誤解」をしやすい仕組みのせいで損をする人が多いです。先物価格には、金利や配当の影響は既に反映されておりますので金利調整額、権利調整金は発生しません(その代わりロールオーバー時にドカンと一気に価格調整額が発生するわけです)。

 次に投資対象物がETF、ETN、個別株の場合です。これは金利調整額が日々発生します。株で信用取引をする方はよくご存知だと思いますが、信用買いをすることは借金して株を買うことと同じなので金利を払いますよね。同様にCFDでETF/ETNや株を買えば支払い金利が発生します。また株で信用売り(空売り)すると貸し株料を支払いますよね。同様にCFDでETF/ETNや株を空売りすれば貸し株料に相当する支払いが発生します。SBI証券のHYPER空売りを利用されている方などはよくご存知かと思いますが、銘柄によっては貸し株料がウシジマ君のような闇金並みのことがあります。CFDでレバレッジをかけて空売りをすると、卒倒しそうになるくらいの貸し株料(金利調整額として徴収される)が発生するリスクがありますのでご注意を。特に構造的に値下がりしやすい銘柄(ブル型ETF、ETNなど)は、貸し株料が想像以上に高額になる場合がありますので十分注意しましょう(貸し株が枯渇して新規の売り注文ができない可能性もあります)。

CFD会社取り扱い銘柄 発生する調整額(※1,※2) いつ発生するか
原油ブル2倍ETFのCFD 金利調整額 日々発生
原油ベア2倍ETFのCFD 金利調整額 日々発生
天然ガスブル3倍ETNのCFD 金利調整額 日々発生
天然ガスベア3倍ETNのCFD 金利調整額 日々発生

(※1)CFDの買いのときは株の信用取引の買い方金利と同様に支払い金利が発生する。CFD売りの対象となる株やETN等の貸し株料が小さい(あるいはゼロの)銘柄の場合の、CFD売りの場合は受け取り金利となるケースもあるのだが、資源関連のレバレッジ型ETN等は貸し株料が高額か、または空売り不可なので、金利は支払うものと考えておいたほうが良いです。
(※2)原油ETF,天然ガスETNの運営者は先物市場で先物の建玉を持ちながら、余資は米国債等で運用しているため金利収入がある。つまり理屈上は後述の権利調整金の授受が発生するはずだが、実態として殆どゼロのため本稿では無視するものとする。

株で優待狙い売買をしている方などはよくご存知だと思いますが、株の場合は「権利付き最終日」をまたいで信用取引で株を買い持ちしていると、配当は貰えないけれど配当金に応じたお金が貰えますよね。信用取引で株を空売りしてる人は、配当金に応じたお金を支払わなければならないですよね。それと同じ理屈でCFDでも配当分の授受が必要です。これが権利調整金。CFDで買ってる人は配当分の調整金を貰えるけど、売ってる人は配当分の調整金が徴収される、ということです。GMOクリック証券や、IG証券では大手石油メジャー(例えばエクソンモービル)の株をCFDで買うことができます。このような投資をした場合には権利付き最終日前後で権利調整金の授受が発生します(レバレッジをかけて株を購入しているのと同じなので金利調整金も発生します)。

最後に、金スポットなどのスポット商品CFDを買ってる場合はどうでしょうか。これは借金して金の現物(スポット)を買っていることと同じです。借金したら金利を払いますよね。それが金利調整額というわけです。金スポットにレバレッジをかけた取引なのに金利が徴収されない取引もあります。それは東京商品取引所に上場されている東京ゴールドスポット100という銘柄です。本来はCFD同様に支払い金利が発生するはずなのですがそれが発生しません。つまり、金スポットCFDを買うよりも東京ゴールドスポット100を買うほうが圧倒的に有利です(長期で買い持ちしてもコストがかからない為、年単位で見ると莫大な差となる)。公的な取引所で取引されているので価格形成も透明で流動性も十分です。

原油をトレードするなら先物とCFDのどっちが良いか?
原油CFDの鞘滑り取りでコンタンゴを収益化する
原油CFDを長期で買い持ちすると損をする
原油CFDの売買差金は損失でも、価格調整額を合計したら利益になることもある
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注:IG証券に関しては本稿と異なる箇所があります。先物を原資産とするCFDでも金利徴収があるようです。

原油CFDの鞘滑り取りでコンタンゴを収益化する

古くから知られた利殖ノウハウの一つとして「鞘滑り取り(さやすべりとり)」というものがあります(ローリング[Rolling]ともいいます)。簡単に言うと「順鞘の先物は割高なので売りが有利。だから順鞘時に売って長期間ほったらかしにして、順鞘による減価を時間をかけて収益化する」という技法です。多少値上がりしても資金不足にならないような資金配分で売るのがポイントで、資金が少ない人が過大な数量を売るとたちまち追証攻めにあって破綻してしまうので、簡単に見えて奥の深い手法です。価格が1.5倍になっても鼻歌を歌える程度の資金配分で取り組むべき手法と言えるでしょう(下に出ている例はうまく行った例であり、実際は失敗して酷い目に遭う可能性もある戦略です!注意!)。なお、鞘滑り取りは、世界三大利殖の一つで、残り二つは鞘取り、オプションの売りです。

原油CFDの場合は取引会社が自動的にロールオーバーしてくれる仕組みになっています(一部例外あり)。WTI原油先物は、多くの期間で順鞘(コンタンゴ)のことが多いため、原油CFDを控えめに売って長期間ほったらかしにすることで、手間をかけずに鞘滑り取りを実行することができます。もちろん、順鞘が潰れて逆鞘(バックワーディション)になる可能性も否定できませんが、WTI原油先物市場に突っ込まれた投機資金のロールオーバー時の挙動を考えると逆鞘化する可能性よりコンタンゴが継続する可能性のほうが高いであろうと筆者は考えています。

実例を見てみましょう。下図は2008年に原油が暴騰してから暴落したときのチャートです。2009年の最初の日に原油CFDを46.34ドルで追撃売りを行い(逆張りで買いたくなるのを我慢して逆に売る)、4月末に51.12ドルで買い戻したとしましょう。
WTIつなぎ足チャート(2008年1月~2009年12月)

拡大図は下図となります。46.34ドルで売って、51.12ドルで買い戻すので、損に決まってるだろ?と思うでしょ。ところが、毎月のロールオーバー時の「価格調整額」を考慮すると話が変わってきます。

WTIつなぎ足チャート(2009年1月~2009年4月のみ)

この時期は大きな順鞘(コンタンゴ)でしたので原油CFDを売り建てしていた人は、ロールオーバーごとにけっこうな額の価格調整額を受け取れた計算になります。順鞘時のロールオーバーでは「期近限月を安く買い戻し、一つ先の限月を高く売り直す」というオペレーションが行われます(原油CFDを買ってる人は全く逆となります)。したがって大きな順鞘が続いている時期に原油CFDを売っていると、毎月毎月、価格調整額を受け取れるので、値上がり幅が「価格調整額の受け取り総額」より小さければ利益を得ることができるわけです。下図はロールオーバーによって対応する先物の限月が変わっていく様子を別の色で表示したものです。安く売って高く買いなおしてる様子が分かりますよね。千切れている差額分が価格調整額に相当します。想像を遥かに超えるありえないくらいの段差があることがわかります。WTI原油先物は、現物決済の受け渡し場所であるオクラホマ州クッシングの在庫状況によっては投売り状態に近くなることがあります。このためWTI原油をトレードする人はクッシング在庫は要チェックです。

原油CFDのロールオーバーの様子(2009年1月~2009年4月)

次に示した図は、ロールオーバー時の価格調整額を補正したときのチャートです。期近原油先物を繋いだチャートは「つなぎ足」などと呼ばれますが、ロールオーバー時の差を修正したチャートは「修正つなぎ足」と呼ばれます。実質的な損益が分かるチャートは修正つなぎ足のほうです(上図の色違いのチャートを繋げるときに、価格調整額分ずらして作成したチャート)。世の中一般のチャートは、単なる「つなぎ足」で表示されていることが多いです。このため先物相場の仕組みをよく知らない人は、つなぎ足だけのチャートを見て「原油が上がれば儲かる」と単純に考えて原油CFDとか原油ETFをナンピン買いしてしまうわけですが、実際には毎月のロールオーバーでコストがかかるため「上がってるように見えてロールオーバーで損をするのでCFDやETFはサッパリ上がらない」ことがよく起こります。これを逆手にとるのが鞘滑り取りという技法です。

WTI原油つなぎ足と修正つなぎ足の比較(2009年1月~2009年4月)

この期間(2009年1月~4月末)において、ロールオーバー時の順鞘幅の合計は15.75ドルでした(第5営業日の終値でロールオーバーしたとして計算。ロール日を多少ずらしてもたいして変わりません)。つまり原油CFDを売っていた人は価格調整額として15.75ドルを受け取っていました。この期間の期近限月の値上がり幅は4.78ドルですから、原油CFDを売っていた人は値上がりによって4.78ドル損をして、価格調整額によって15.75ドル儲かっていたということになります。

ところで、鞘滑り取りという手法は、本来はこのような数ヶ月以下の短期トレードではありません。長期間、ひたすら売りっぱなしにして、順鞘の乗り換え分を地味に積み重ねていく方法です。下図は2008年1月から2016年12月までの長期チャートです。赤線が「期近つなぎ足」、すなわち、皆さんがよく見るチャートです。緑線は「修正つなぎ足」、すなわちロールオーバー時の価格調整分を補正したチャートとなります。
WTI原油つなぎ足と修正つなぎ足の比較(2008年1月~2016年12月)

赤線を見ると、2008年1月に約100ドルで売って2016年末まで粘った場合(途中50ドル逆行する局面があるので耐えるのは無理かもしれないが)、約45ドルの利益に見えますよね。ところが原油CFDを売って放置した人は(鞘滑り取りをしていた人は)、順鞘時のロールオーバー時には価格調整額が受け取れますからそれが積もり積もって、マイナス15ドルまで価格が下がったことと同じ利益を享受できます(緑線を見て下さい)。つまり利幅は115ドルということです。これが鞘滑り取りの威力であり、また、「買ってる人が知らず知らずに大損する」落とし穴でもあります。※逆にCFDを買ってずーっと放置した人は115ドル幅の損となります。

筆者の場合は短期トレード用の口座と、売りっぱなし口座に分けておき、鞘滑り取り用の口座は、低レバでひたすら粘るという感じで運用してます。

原油CFDを扱うCFD会社の比較。銘柄、手数料、スプレッドなどなど。
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原油ETFの影響でWTI原油はコンタンゴになりやすい?!

1699(NEXT FUNDS)NOMURA原油インデックス上場の時価総額は2017年4月20日現在、約325億円です。為替を109.14円/ドル、WTI原油先物を49.62ドル/バレルとすると、WTI原油先物を約6000枚買ってる計算になります。1671 WTI原油価格連動型上場投信の時価総額は2017年4月20日現在、約387億円です。同様に計算すると、WTI原油先物を約7000枚買ってる計算になります。米国市場の最大の原油ETFはUnited States Oil Fund(通称USO)で、時価総額は約25億ドルであり、WTI原油先物を約52000枚買ってる計算になります。ロンドン市場にもWTI原油から組成されてる原油ETFがあります。ETFS Commodity Securities Crude Oil(シンボルはCRUD)です。時価総額は約8億ドルなので、WTI原油先物を約16000枚買ってる計算になります。米国のレバレッジ型原油ETFは、ProShares Ultra DJ-UBS Crude Oil(通称UCO)で時価総額は約9億ドルであり、レバレッジ2倍なので、WTI原油先物を約37000枚買ってる計算になります。

名称 市場 買い持ちWTI原油先物
原油インデックス連動型上場投信(1699) 東京 約6000枚
WTI原油価格連動型上場投信(1671) 東京 約7000枚
United States Oil Fund(USO) New York 約52000枚
ETFS Commodity Securities Crude Oil(CRUD) London 約16000枚
ProShares Ultra DJ-UBS Crude Oil(UCO) New York 約37000枚

ほかにもWTI原油から組成されているETN,ETFがありますが、とりあえず、上に掲げたものだけでWTI原油枚数を合算してみますと、6000+7000+52000+16000+37000=118000枚となります。これらのETN、ETFは、WTI原油の当限(とうぎり。期限が一番短い先物、あるいは期近限月と呼んでも良い)または2番限(にばんきり。期限が2番目に短い先物)を買い持ちしているわけですが(直接買っているとは限らないけどもスワップディーラー等を介して間接的に買っている)、2017年4月20日現在のWTI原油先物の期近限月の取組高は62万枚に過ぎません。要するに、最も取引量の多い期近限月の買い玉の1/5は、ETFやETNの買い玉であるわけです。ちなみに2番限の取組高は23万枚です。

ETF,ETNによってロールオーバーの日は若干異なりますが、だいたい同じ時期にロールオーバーしてきます(期近限月を売り、2番限を買う)。体重62キロの人が12キロの重りを持ったら重いですよね。同じように取組高が62万枚しかない先物に12万枚の売り圧力がかかり、取組高が23万枚しかない2番限に12万枚の買い圧力がかかるわけです。

WTI原油関連ETFのマーケットインパクト

自分の注文で値段を不利に動かしてしまうことを「マーケットインパクト」と言いますが、原油関連ETF,ETNはロールオーバー時に、原油先物市場に大きなマーケットインパクトを与えている可能性が高いです。要するに期近限月と2番限のコンタンゴを拡大させる圧力が、毎月、毎月、発生している可能性が高いです。自分(ETF,ETN)の注文のせいで、不利なロールオーバーを余儀なくされている可能性が高い、ってことです。

ETF,ETNを通じてWTI原油先物市場へ資金がたくさん流れ込んだ2007年頃以降、ほとんどの期間で、WTI原油先物市場は順鞘(コンタンゴ)でした。市場規模に対して過大な投機資金が流れ込んだ影響でこのようになった可能性が高いのではないかと筆者は考えています。

OPECの減産のニュースで、WTI原油先物のコンタンゴは確かに縮まりましたが、2017年4月現在、依然としてコンタンゴを維持しています。

2017年4月21日現在のWTI原油先物のフォワードカーブ

このことから、投機資金がたくさん入っている近年の原油先物市場は、逆鞘(バックワーディション)になりにくく、コンタンゴが維持されやすい状況であると考えられます。コンタンゴが続く時期は「原油CFDや原油ETFの買いは不利」です。これはロールオーバー時に「安く売って高く買う」オペレーションが毎月、毎月、行われるためです(そういう運営をするというルールになっているから文句を言っても仕方ありません)。逆に言えば、コンタンゴが継続するという前提であれば「原油CFDは売りが有利」です(原油ETFもロールオーバーの影響の点では売り有利ですが、ETFの空売りにはコストがかかる点が不利)。有利というのはコンタンゴだけに注目しているだけなので、もちろん、価格が上がれば損をします。コンタンゴが継続するなら売りっぱなしにすれば、ロールオーバー時のコンタンゴ分の積み重ね(CFDで言うところの価格調整額の受け取りの積み重ね)があるので、積み重ね分より値上がり幅が小さければ、利益を得ることができます。

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2017年3月のOPEC減産動向

下表はOPECが2016年11月の総会で合意したOPEC各国の削減目標と、OPEC月報記載の2017年1~3月の実際の原油生産量の比較表です(リビア、ナイジェリアは減産対象外なので除外。インドネシアも除外)。単位は万バレル/日です(OPECのプレスリリースの表では単位が千バレル/日)。なおOPEC月報記載値はsecondary sourcesの値、すなわちOPEC諸国の自己申告値ではなく通信社や石油情報会社等のOPEC以外の機関が集計した値です。

国 目標値 1月生産量 2月生産量 3月生産量
アルジェリア 104 105 105 105
アンゴラ 167 166 164 161
エクアドル 52 53 53 53
ガボン 19 20 19 20
イラン 380 378 381 379
イラク 435 448 441 440
クウェート 271 272 271 270
カタール 62 62 62 61
サウジアラビア 1006 987 980 999
UAE 287 296 293 290
ベネズエラ 197 200 199 197

上表から明らかなように、どの国も、ほぼ生産量を遵守しており、これを見る限りは「減産は順調」なはずです。OPEC全体の生産量で見ても、減産開始前の2016年12月が3303万バレル/日だったのに対して、2017年1月が3203万バレル/日、2017年2月が3208万バレル/日、2017年3月が3193万バレルであり、減産開始前の2016年12月からは確かに生産量は減っています。

OPECの考えでは、OPEC及びロシア等の非OPECが協調減産することで、世界の原油在庫は漸減してゆき、2017年夏くらいには適正在庫となり、その上、世界の原油需要も増加してゆくので、原油価格は高値を維持できるだろう、と皮算用していたのではないかと思われます。

ところがアメリカは協調減産なんか関係なくシェールオイルを生産しておりますから、アメリカ国内の在庫は高水準に積みあがったままです。

EIA発表 週間在庫統計 原油(2013~2017年比較)

2016年と2017年を比べてみて下さい。2017年1月から、OPECと非OPECが15年ぶりに協調減産をしたのにもかかわず、2017年の在庫のほうが多いのですよ!

CFTC建玉明細によると、WTI原油先物(及びオプション)の投機筋(マネッジドマネー)の買い越し枚数は、2016年秋のOPEC協調減産決定後は、25~40万枚の高水準を維持しています。
WTI原油先物のManaged Moneyの建玉の推移

つまり投機筋はOPECと非OPECが15年ぶりに協調減産によって原油が大きく上がると考えてWTI原油先物を鬼買いしているわけですが、にもかかわらず、原油は上値が重い状態が続いているわけです。

今後、地政学的リスクが顕在化するなどの大きなイベントが起こらない限りは、原油の上値は重い可能性は高そうです。OPECが減産を延長するとか、もっと減産するとか、そういう可能性もあるとは思いますが、アメリカは好き勝手にシェールオイルを生産してる状況下でサウジアラビアが「よっしゃ、もっと減産したるぞ」と言う可能性は低いのではないか。

むしろ節目の50ドルを割れると、投機筋はポジションを減らしてくる可能性がありますので、思わぬ急落の可能性があるかもしれません。が、それは筆者の個人的な皮算用にすぎず、簡単に原油相場で儲かるとは思えません。買えば下がりそうで売れば上がりそうだ。。。

OPEC Monthly Oil Market Report(英語、2001年までの月報が見れるよ)
2017年2月のOPEC減産動向
2017年1月のOPEC減産動向(1)
2017年1月のOPEC減産動向(2)
CFTC建玉明細で原油の投機筋のポジションを読む
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CFTC建玉明細で原油の投機筋のポジションを読む

CFTCはThe U.S. Commodity Futures Trading Commissionの略称で、日本語にすると米先物取引委員会となります。米国の政府機関であり、先物取引やオプション取引等のデリバティブを監督したり、取引を監視する権限を持っています。CFTCは毎週火曜日の取引終了後の市場参加者の建玉(売り持ち、または買い持ちしてること)を、その週の金曜日の15時30分(米国東部時間)にCommitments of Traders(COT)と称するレポートを発表しています。これがいわゆるCFTC建玉明細(たてぎょくめいさい)であり、実需筋や投機筋の動きを、ある程度、読むことができます。レポートは2種類あります。「先物だけの詳細レポート(Disaggregated Futures Only Reports)」と「先物とオプションを合算した詳細レポート(Disaggregated Futures-and-Options Combined Reports)」です。全体像を把握するには後者を見ると良いでしょう。

現在の原油の建玉は以下の分類で報告されています。(1)~(4)は報告必要な建玉[Reportable Positions]です。
(1)商業筋(石油生産者、石油タンク会社、石油精製業者など)[Producer/Merchant/Processor/User]
(2)スワップディーラー(投資銀行等)[Swap Dealers]
(3)資金運用業者(ヘッジファンド等)[Managed Money]
(4)その他業者[Other Reportables]
(5)報告不要な建玉[Nonreportable Positions]

商業筋は本業で石油を扱っている業者の建玉です。生産者であれば、生産した原油を売りヘッジするわけですから(生産=買い持ちと一緒なので、ヘッジするなら売りとなる)、ほとんどが売りポジションとなります。但し生産量の何割を売りヘッジしているのかはわかりません。顧客に対して変動価格で販売している生産者が多いでしょうから、意外にヘッジ量が少ない可能性があります。石油タンク会社は自社タンクに原油を保管しているときは当然売りポジションでしょう。

ここで問題となるのはスワップディーラーです。スワップディーラーは年金基金やヘッジファンドからの買い注文に売り向かうこともあれば、個人投資家が買う原油ETFの組成を担っていることもあれば、生産者等の商業筋の売り注文に買い向かうこともあります。買い注文に対して売りで対応したスワップディーラーは先物市場で買いヘッジをします。売り注文に対して買いで対応したスワップディーラーは先物市場で売りヘッジをします。例えば大口の資金運用者(例えばXYZ国の年金資金)が、投資銀行から「WTI原油原油価格に応じて価格が変動する相対(あいたい)取引のスワップ」を大量に買ったとしましょう。この場合、投資銀行はヘッジのために先物市場に買い注文を大量に出すことになります。しかしながら、XYZ国の年金資金は報告区分上は(3)資金運用業者にならずに、(2)スワップディーラーに含まれることになります。つまり、スワップディーラーの建玉は、商業筋からのヘッジ売り注文を受けているときは商業筋の建玉を反映しており、投機筋からの買い注文を受けているときは投機筋の買い建玉を反映していることになります。個人投資家が原油ETFを買ったときは一部または全部がスワップディーラーの買い建玉で報告されていると思われます。つまりスワップディーラーの建玉は商業筋と投機筋が混ざっていて、よくわからん!ということです。

このような事情から、CFTC建玉明細によって投機筋の建玉の全体像を掴むことは難しい、ということになります。とは言うものの、(3)の部分だけを見れば、大雑把な傾向が分かります。投機筋の建玉が大きく買いに傾けば、やはり(3)の部分が膨らむことは避けられませんからね。Bloombergの記事などではヘッジファンドの原油買越残高が過去最大みたいな感じで書いてますね。この記事では、Managed Moneyの建玉推移を示していますね。

Managed Moneyのポジションが過去最大というのは、投機筋が「お腹一杯買っている状態」ということです。ネガティブなニュースが出たら、投機筋はどうするでしょうか。買い足すのか、それとも損切りしてくるのか。一定以上下がったら損切ってくるのではないか。そんなふうなことを考えつつManaged Moneyのポジションを眺めながら原油価格推移を見ると良いでしょう。私個人の印象かもしれないですが、アングロサクソン系の投資家は、暴走トラックみたいな投資行動をするなあ、と感じるときがあります。つまり、買い始めたらひたすら買い捲ってくるときがある。このような場合では「まだこれしか買ってないから、もっと買って来る。だから相乗りするか」というような発想で攻めると良い場合もありますね。

Commitments of Tradersの過去データはCFTCのHPで誰でも無料でダウンロードできます。このデータを使って、さきほどのBloombergの記事のグラフと同じものを作ってみましょう。使用したデータは「先物とオプションを合算した詳細レポート(Disaggregated Futures-and-Options Combined Reports)」です。

WTI原油先物のManaged Moneyの建玉の推移20170118迄
グラフは2017年4月18日(4月21日発表分)まで反映されています。

Excel形式でダウンロードしたら、オートフィルタで「CRUDE OIL, LIGHT SWEET」を抽出します。そして「Report_Date_as_MM_DD_YYYY」と、「M_Money_Positions_Long_ALL」「M_Money_Positions_Short_ALL」だけを抽出します。M_Money_Positions_Long_ALLはManaged Moneyのすべての買建玉(All Long Positions)を意味します。他方は全ての売建玉(All Short Positions)です。買いと売りの差が、トータルで買いか売りかを示していますので引き算します。引き算した結果と日付から上図を作ることができます。同じようにスワップディーラーの建玉などもグラフ化することが可能ですが、筆者の個人的見解ではトレードする上で一番参考になるのは、Managed Moneyと考えてます。そうは言っても相場の動き予想は当たらないので、簡単に儲けることはできませんけどね。

CFTC建玉明細のリリーススケジュールはこちら(基本的に金曜の15時30分[米国東部時間]だが祝日があるとずれる)。
Managed Moneyのデータを使ったBloombergの記事の例(ヘッジファンドの原油買いポジション減少)
Managed Moneyのデータを使ったBloombergの記事の例(原油投資家、価格下落の開始以降で最も楽観的)
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EIA週間統計:天然ガス在庫推移(グラフ)

天然ガスの需給動向を読むにあたり、EIAから毎週発表される週間在庫統計は非常に重要です。EIAはDOE(Department of Energy,米エネルギー省)内の組織ですのでここで発表される数値は米国の公式な在庫統計値となります。天然ガスは主に暖房用途で使われておりますので冬場にかけて在庫を積み上げていき、暖かくなる春には在庫が最も減る、という季節傾向がはっきりと見られます(下図、2019年9月27日分[10月3日発表分]まで記載)。今年は昨年のように超低在庫ではないので大暴騰の可能性は低いでしょう。

EIA発表 天然ガス週間在庫統計(2015~2019年比較)

冬場は暖房用途が多いことを考慮すれば、CFDなどを使って天然ガス投資を行うかたは、これに加えて米国内の気温予想を見ると参考になると思います。冬場に天然ガス価格が吹き上げるときは、米国に強い寒波が襲来したときが多いです。アメリカ海洋大気庁(NOAA)では、気温(Temperature)と降水量(Precipitation)の短期予想、長期予想をカラフルな絵で無料で見ることができます。

2018年11月の天然ガス暴騰の件
天然ガスブル3倍ETNの特徴と取引上の注意点、攻略のヒント。
天然ガスブル3倍ETNの特徴と取引上の注意点、攻略のヒント。
天然ガス在庫量在庫はこちら。Excel形式で無料でダウンロード可。
注目すべき毎週発表される原油統計2つ
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