「ノルウェークローネ」カテゴリーアーカイブ

原油高だがドル高のために産油国通貨(カナダドル、ノルウェークローネ)が上値重い

原油価格は為替(FX)と相関があります。なかでも、カナダドルやノルウェークローネのような産油国通貨は原油価格との相関が高いことが知られていますが、世界の通貨取引の中核を担うのは言うまでもなくアメリカドルですから、アメリカの金融政策は要チェックです。

米国はリーマンショック以降、低金利政策を続けてきましたが、2016年12月14日の米連邦準備理事会(FRB)で、FF金利(フェデラルファンド金利)の誘導目標を0.25%引き上げて0.50-0.75%とする決定をしました。これは突然決まったわけではなくて、過去の米連邦公開市場委員会(FOMC)で何度も議論して「そのうち利上げするぞ」という雰囲気を醸し出していたので、特段のサプライズではなく予定通りの利上げが行われた、というのが大筋の見方です。私個人の予想では、材料出尽くしで一旦円高に振れるかと思ったのですが、ドル高に振れましたね。為替の動きは本当に難しいです。

それはさておき米ドルの金利が高くなれば、ドルは強くなります。ドルが強くなると(USダラーインデックスが強くなると)、過去の傾向からは、金(ゴールド)や原油価格は上値が抑えられる傾向があります。また、以前の検討において、カナダドル(対ドルレート)や、ノルウェークローネ(対ドルレート)は、原油価格との相関が強いことを示しましたが、最近のドル高の影響を受けたせいか、OPEC減産ニュース(2016年11月30日のOPEC協調減産決定、2016年12月10日に非OPECも減産決定)で原油価格が大きく跳ね上がった割に、原油価格と相関の強いカナダドルやノルウェークローネは対ドルで上値が重くなってます(下図の右の端っこのほう)。

WTI原油とカナダドルの関係2015年1月~2016年12月

WTI原油とカナダドルの関係2015年1月~2016年12月

原油ETF/ETNで投資する場合はコンタンゴによる減価があるので、FXでカナダドルやノルウェークローネを買い持ちしたほうが利益になるのではないかと筆者は考えておりましたが、ドル高の影響でこんなに上げ渋るとは思いませんでした。しかし少し言い訳させてもらうと、2016年1月~5月の原油の上げ相場においては、原油ETFではロールオーバーによる減価で期待以下のパフォーマンスだったと考えられますが、カナダドルやノルウェークローネ(いずれも対ドルレート)は、ロールオーバーによる減価が無いわけだから、そこそこのパフォーマンスでした。

2016年1月4日のWTI原油価格は36.76ドル、2016年5月31日は49.10ドルでした。約33%の上昇ですが、ETFに投資している場合は、ロールオーバの影響によりこの上昇を享受できませんでした。為替の影響を取り除くために、米国市場の原油ETFであるUSO(United States Oil Fund)の価格を見ると、2016年1月4日の価格は10.98ドル、2016年5月31日は11.87ドルでした。つまり、8%しか値上がりしていません。同時期の東証の原油ETF価格を見てみましょう。1699(NEXT FUNDS NOMURA原油インデックス上場投信)の2016年1月4日の始値は390円、2016年5月31日の終値は388円でした。少々円高になった影響で全然上がってませんね。

FXの場合は原油ETFで顕著なロールオーバー損がないので、「原油と相関が強い通貨」を低レバで買って粘る、という方法でそこそこいけると筆者は考えていましたが、最近のドル高の影響が思いのほか大きく、最近のカナダドルやノルウェークローネのパフォーマンスは期待以下でした。ちょっと残念。筆者はカナダドルは超低レバで少しだけ買い持ちで放置してます。

原油価格が上がるとカナダドルも上がる?
原油価格が上がるとノルウェークローネも上がる?
原油価格が100ドルになるとカナダドルやノルウェークローネはどれくらい上がる?
WTI原油先物のフォワードカーブと順鞘による負のロールイールドによる原油ETFの減価
米ドル指数が弱くなると原油、金(ゴールド)が上昇する
(広告)カナダドルの取り扱いがあるDMM FX
(広告)ノルウェークローネを1万通貨単位で売買できるヒロセ通商
(広告)価格形成が公正明大な取引所FXならくりっく365

カナダドルとノルウェークローネでFXサヤトリやってみました

カナダドル(CADJPY)とノルウェークローネ(NOKJPY)は、どちらも原油価格と相関が強いという特徴があります。通貨の強弱は相対的なものであって絶対的理論値など存在しませんが、ファンダメンタルズ的に根拠があるかどうか筆者が考えた範囲においては、カナダドルは原油埋蔵量の点で原油価格との相関が強く、ノルウェークローネは原油輸出量の点で原油価格との相関が強いと考えております。これを根拠に筆者はカナダドルはノルウェークローネの2通貨を使用して「FXサヤトリ」が可能ではないかと考えており、今回、実際に自分のお金を使って実験してみました。ちなみに筆者は商品先物でのサヤトリ歴は15年以上であり、何かを買ってヘッジで何かを売るという売買は昔から得意です。

下図は2016年2月以降の、「カナダドル(CADJPY)からノルウェークローネ(NOKJPY)の6倍を引いたサヤ」と、「カナダドル(CADJPY)」「ノルウェークローネ(NOKJPY)の6倍」を重ね描きしたチャートです。筆者はこのサヤが当面の間、5~7円のレンジ相場であると予想し、サヤが約6円を超えて拡大したときに縮小狙いを仕掛けました。

2016年2月~7月のカナダドルとノルウェークローネのサヤチャート

売買内容は以下の通りです。

通貨ペア 売買 通貨の量 価格
CADJPY 売 10000 77.602
NOKJPY 買 60000 11.920

仕込んだサヤは77.602-11.920×6=6.082でした。6.4くらいで仕込もうとしたのですが、まずカナダドルを売ってから、クローネを買おうとしたら、どんどん価格が動いてしまったので当初予定より不利なサヤで仕込みとなってしまいました。同時に成行注文で仕込めば良かったんですが仕方ありません。必要証拠金は10万円くらいかかるかと思っていましたが僅か63000円で済みました。

ところで、ノルウェークローネ(NOKJPY)を扱っているFX会社はあまりなく、しかも1万通貨単位で売買できるところは非常に少なく(クローネは10万通貨単位のところが多い)、ようやく見つけたのはヒロセ通商でした。ヒロセ通商はFX会社の中ではけっこう歴史が長く、外為法が改正されて日本でFX会社がたくさん設立された黎明期から存在する会社です。なぜ「1万通貨単位」にこだわるかというと「カナダドル(CADJPY)からノルウェークローネ(NOKJPY)の6倍を引いたサヤ」を売買するためには「カナダドルを1万通貨、ノルウェークローネを6万通貨」としたいからです。

もし、「ノルウェークローネは10万通貨単位」だとすると、「カナダドルを5万通貨、ノルウェークローネは30万通貨」としなければならず、細かい売買ができないという問題があります。売買規模が大きい人は10万通貨単位のFX会社でも差し支えないと思いますが、まずは練習から開始したい人は1万通貨単位でノルウェークローネを売買できるFX会社が良いと思います。どんな売買でも「練習」が必要です。「つもり売買」ではダメで、実際にお金を賭けて練習することが必要です。というのは、実際に負けている状態のときの心理状態はリアルマネーを賭けているときでないと理解できないからです。ちょっと脱線しましたね。クローネは10万通貨単位でもかまわないひとは、例えば外為オンラインのくりっく365などで取り扱いがあります。「くりっく365」はFXの価格提示を複数のマーケットメーカーが行っていることからbid/askが狭いという特徴があります。

仕掛けた翌日くらいに含み益が1000円くらいになったのですが、千円拾うために仕掛けたわけじゃないので当然放置です。しかし1週間くらい経過したら(7/15頃)、逆に動いて含み損がマイナス8000円くらいになってしまいました。最大1回だけナンピンする計画でしたので、「もう少し損が拡大するまで待つか」と思って待っていたのですが、反転してしまったのでナンピンするチャンスを逸しました。

ナンピンというのは、負けているときに追加で仕込んで平均値を有利にすることです。最初6.082円のサヤで縮小狙いを行ったので、逆行して7円超えまで拡大したところで縮小狙いを追加するような売買がナンピンです。平均値が約6.5円に改善しますからね。ただし建て玉の量が増えるのでリスクも増えるので注意が必要です。

サヤの動きはマイルドなので、筆者は毎日細かく価格チェックしません。8月に入り、そろそろ儲かったかと思ってヒロセ通商のLION FXというツールにログインすると、おっと久しぶりに含み益がプラスになってました。しかし、よーく見ると、カナダドルもクローネもどっちもスワップが支払いになってるではありませんか!5000~10000円の利益になるだろうと思っていたんですが、粘るとスワップが馬鹿にならんなあと思い、一旦ここで利益確定することにしました。決済した内容は以下の通りです。

通貨ペア 売買 通貨の量 価格 売買差金 スワップ
CADJPY 買い決済 10000 78.617 -10150 -702
NOKJPY 売り決済 60000 12.151 +13860 -702

つまり、売買差金は+13860-10150=3710円、スワップが-702-702=-1404円、合計3710-1404=+2306円となりました。証拠金63000円に対して2306円なので、少々不満が残るものの初戦としては、こんなもんでしょう。途中でナンピンしていたとすれば、証拠金約12万に対して利益は1万円程度になっていたはずなので少々悔しいです。動きがマイルドなサヤトリとしては、なかなか悪くないと思います。ちなみに商品先物のサヤトリでは「資金10万円使って1~2万円の利益を取りに行く」のは、ありがちな売買です(そもそも10万円使って5万円取りに行くような売買は長続きしません)。

実際の売買結果の画面を以下に示します(横長で見難い)。
ヒロセ通商で実際にカナダドルとノルウェークローネのサヤトリを行った結果の画面キャプチャー

今回のFXサヤトリの反省点は以下の通りです。
(a)ノルウェークローネ(NOKJPY)のbid/askの開きがけっこう痛い
(b)カナダドルとクローネが両方ともマイナススワップなのは誤算だった

(a)について補足します。bid/askの開きは例えば12.153/12.183のような感じで3銭程度なのですが、カナダドルとのサヤを考えるために6倍して考えると、実質72.918/73.098ということになります。このため有利なサヤで仕掛けるのがけっこう難しかったです。(b)について補足します。片方が買いで片方が売りなので、どっちかはスワップがプラスだろうなと思っていたのですが、両方ともマイナスというのは誤算でした。マイナススワップが積み重なる速さよりサヤの変動のほうが速いので気にせず仕込めば良いのですが、サヤ変動が想定よりも長期化した場合は、苦戦する材料になりそうです。

ドバイ原油先物でコンタンゴ拡大を狙うサヤトリ
東京商品取引所(TOCOM)でのガソリンとドバイ原油のサヤ取り
(広告)ノルウェークローネ(NOKJPY)を1万通貨単位で売買できるヒロセ通商株式会社
(広告)公的な取引所でノルウェークローネ(NOKJPY)を10万通貨単位で売買できるくりっく365

カナダドルとノルウェークローネでサヤ取りができるか?

カナダドルや、ノルウェークローネは原油価格と強い相関関係があることがわかっています。ということは、カナダドルとノルウェークローネの間にも強い相関関係があるわけです。2008年1月から2016年6月の為替で相関関係を調べると下図のようになりました。グラフ中にある一次関数は回帰直線です。R2値は相関の強さを示しており、「1」が最も相関が強いことを示します。R2値は0.743もあるので、かなり相関が強いことを示しています。

2008年1月から2016年6月におけるカナダドルとノルウェークローネの相関関係(対円)

相関の強い銘柄同士は、両者が一時的に乖離したときに片方を買い、他方を売ることで、サヤ取りができます。サヤ取りとは「値動きに関連のある2銘柄の片方を買い他方を売る戦略」です。これは「ある期間における統計結果、傾向から判断すると今回も・・・となる可能性が高いから、それに賭ける」という戦略です。ロングショート戦略(Long Short Strategy)と呼ぶ人もいますし、スプレッド取引(Spread Trading)と呼ぶ人もいます。

対円で見るとカナダドルとノルウェークローネの値位置が大きく異なるので、売買数量は調整する必要があります。2016年1月~5月のカナダドルの平均値は約84.30円であり、ノルウェークローネは約13.33円でした。だいたい6倍の差となりますので、1万カナダドルと6万ノルウェークローネの値鞘の変化を調べてみましょう。

下図は2015年1月2日から2016年6月20日までの、1万カナダドルの円換算値と、6万ノルウェークローネの円換算値の差を棒グラフにしたものです。この期間において、両者の値鞘は概ね0円から8円のレンジ内に収まっていることが分かります。この期間における統計データから判断すると、値鞘が8円を超えて拡大するよりは5円以下に縮む可能性のほうが高いと筆者は判断しました。※2014年以前のデータで比較すると違った結論になります。普遍的な戦略ではありません。

もし、筆者がここでトレードを行うと仮定すれば、カナダドル(CADJPY)を1万通貨売り、ノルウェークローネ(NOKJPY)を6万通貨買います(但し値鞘が8円を超えたら即刻損切り)。通貨の上下そのもの方向性が当たらなくても、両者の値鞘が縮小すれば利益を得ることができます。このほかスワップの授受も損益に影響しますが、それほど長期間のトレードにならないので、無視できる程度であると思われます。

6倍したノルウェークローネ(対円)とカナダドル(対円)のサヤ取りチャート

統計的な傾向をもっと細かく解析した上で仕掛けるサヤ取りは、統計的裁定取引(Statistical Arbitrage、スタティスティカルアービトラージ、略してスタットアーブ)といいます。本例は、少ない統計データから導きだした大雑把なトレードアイデアですから、これをスタットアーブと呼ぶと金融関係者はお腹を抱えて笑うかもしれません。

原油価格が100ドルになるとカナダドルやノルウェークローネはどれくらい上がる?
ドバイ原油先物でコンタンゴ拡大を狙うサヤトリ
東京商品取引所(TOCOM)でのガソリンとドバイ原油のサヤ取り
(広告)ノルウェークローネ(NOKJPY)を1万通貨単位で売買できるヒロセ通商株式会社
(広告)公的な取引所でノルウェークローネ(NOKJPY)を10万通貨単位で売買できるくりっく365

原油価格が100ドルになるとカナダドルやノルウェークローネはどれくらい上がる?原油価格がFXに与える影響を考える。

カナダドルや、ノルウェークローネは原油価格と強い相関関係があります。横軸を年月日、縦軸を原油価格及び通貨の2軸としたチャート分析では、かなり似通った形状をしておりました。通貨価値は相対的なものであり経済情勢や金利動向などの多くの要因によって左右されるため、原油価格とこれら通貨の関係は1:1に対応しているわけではありません。とはいうものの、時間軸を除いて原油価格と通貨価値の相関を見ることで、WTI原油価格が100ドルまで戻るとカナダドルは幾らくらいまで戻るだろう、という見通しを得ることができそうですね。さっそくやってみましょう。

下図は2008年1月から2016年5月までのWTI原油先物(期近)価格と、カナダドル(対ドル、対円)、ノルウェークローネ(対ドル、対円)の相関関係を示したものです。グラフ中にある一次関数は回帰直線であり、R2という数値は相関の強さを示しており、「1」が最も相関が強いことを示します。対ドルで見るとカナダドル、ノルウェークローネの価値は、原油価格に対して一次関数で綺麗に近似できるほど相関性が強いことが分かります。R2値を見るとクローネのほうが相関が強いですね。一方、対円でのレートで見てみますと、かなりバラツキが大きい結果となりました。カナダドルのR2値は僅か0.0705しかありません。

WTI原油先物とカナダドル(対ドル)の相関図

WTI原油先物とノルウェークローネ(対ドル)の相関図

WTI原油先物とカナダドル(対日本円)の相関図

WTI原油先物とノルウェークローネ(対日本円)の相関図

せっかく回帰直線を得たわけですからWTI原油先物が100ドルになったときの為替レートを予想してみます。
カナダドル(対円のレート):90.5円
ノルウェークローネ(対円のレート):16.3円
カナダドル(対ドルのレート):0.981
ノルウェークローネ(対ドルのレート):0.176

対円レートに関しては、アベノミクスにおける金融政策の影響がかなり大きいため、長期的予測が難しいですが、いずれ原油が80~100ドルまで戻るであろうという見通しを前提条件とするのであれば、原油相関度が高い通貨を低レバレッジで保有するという戦略は、簡単な割に間接的に原油投資できるなかなか優れた戦略であろうと筆者は考えてます。金利動向によっては、スワップ支払いとなるリスクはありますが、原油ETFと違って減価することはないですから。

<1万通貨単位でノルウェークローネを取引できるヒロセ通商>
FX取引ならヒロセ通商へ

<安心な公設取引所くりっく365でのノルウェークローネの取引なら>
くりっく365

原油価格が上がるとノルウェークローネも上がる?

BP Statistical review of world energy June 2015によりますと、世界の原油生産量の第一位は、サウジアラビアではなく、実はアメリカです。しかしアメリカの原油の消費量はそれ以上に多いので、純輸入国でもあります。

[pieChart vaxis=”{title: ”}” haxis=”{title:”}” title=”世界の原油生産量(2014)”]
[‘国名’, ‘原油生産量(1日あたり) x1000バレル’],
[‘アメリカ’, 11644],
[‘サウジアラビア’, 11505],
[‘ロシア’, 10838],
[‘カナダ’, 4292],
[‘中国’, 4246],
[‘アラブ首長国連邦’,3712],
[‘イラン’, 3614],
[‘イラク’, 3285],
[‘クウェート’, 3123],
[‘メキシコ’, 2784],
[‘ベネズエラ’, 2719],
[‘ナイジェリア’, 2361],
[‘ブラジル’, 2346],
[‘カタール’, 1982],
[‘ノルウェー’, 1712],
[‘その他’, 18323],
[/pieChart]

単なる輸出量統計だけでは純輸入国なのか純輸出国か判断できませんが、原油生産国の生産量からその国の消費量を引くことによって、その国が原油の純輸出国であるかどうかがわかります。BP Statsでは日次の原油消費量データも公開されておりますので日次生産量から日次消費量を引いた円グラフを作成してみましょう。アメリカは生産量が多いにもかかわらず消費量がそれ以上に多いので純輸入国ですから、下の円グラフ内に登場しません。

[pieChart vaxis=”{title: ”}” haxis=”{title:”}” title=”世界の原油の純輸出国(2014)”]
[‘国名’, ‘[原油生産量-消費量](1日あたり) x1000バレル’],
[‘サウジアラビア’, 8320],
[‘ロシア’, 7642],
[‘アラブ首長国連邦’,2839],
[‘クウェート’, 2618],
[‘カナダ’, 1921],
[‘ベネズエラ’, 1895],
[‘カタール’, 1675],
[‘ノルウェー’, 1657],
[‘イラン’, 1590],
[‘その他’, 5311],
[/pieChart]

すると、このように我々がイメージしている「産油国」のランキングが出来上がりました。一位はサウジアラビア、二位はロシア、三位はアラブ首長国連邦です。カナダドルは原油価格との相関が強いわけですが、実質的な原油輸出量が世界第五位であることからも納得できます。ノルウェーの原油生産量は15位なのですが、輸出量ではイランよりも多く8位です。こうしたことから石油産業が同国のGDPに占める割合は多く、原油価格動向が同国の通貨、ノルウェークローネに大きな影響を与えると考えられます。

実際に原油価格とノルウェークローネの関係を調べてみましょう。ノルウェーは北欧の先進国であり、変動相場制を取っています。2014年1月から2016年5月における、WTI原油つなぎ足とノルウェークローネ(対円と対ドル)の関係を以下に示します。

WTI原油先物とノルウェークローネ(対日本円)のチャート重ね描き

WTI原油先物とノルウェークローネ(対ドル)のチャート重ね描き

対円におけるノルウェークローネは、WTI原油価格と相関が低い時期があります。この時期はアベノミクスの異次元緩和で急激に円安が進んでいた時期でもあります。対ドルにおけるノルウェークローネはWTI原油価格と相関が高くなっています。
次にリーマンショックで原油価格が暴落してから、原油価格が上向き始めた時期について見てみます。2008年1月から2009年12月における、WTI原油つなぎ足とノルウェークローネ(対円と対ドル)の関係を以下に示します。

リーマンショック時のWTI原油先物とノルウェークローネ(対円)のチャート重ね描き

リーマンショック時のWTI原油先物とノルウェークローネ(対ドル)のチャート重ね描き

WTI原油価格とノルウェークローネには、大きな相関があるようです。原油に間接的に投資する方法としてノルウェークローネに投資する手があるかもしれませんね。

<1万通貨単位でノルウェークローネを取引できるヒロセ通商>
FX取引ならヒロセ通商へ

<安心な公設取引所くりっく365でのノルウェークローネの取引なら>
くりっく365