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OPEC減産は2018年3月まで延長されたが原油価格は下落

OPECと、OPEC以外の主要産油国(ロシア等)は2017年5月25日のOPEC総会において、減産を9ヶ月延長(当初予定は2017年1月~6月だったが2018年3月まで延長)で合意しました。OPEC総会に先立って、サウジとロシアが9ヶ月の延長が必要であるという口先介入を行っていたことから総会前に原油価格は上昇していました。2016年11月のOPEC総会時は、総会前の口先介入で上昇し総会後に一段と吹き上げたので今回も同じようになるのかと思いきや、、、下落。

2016年11月から2017年6月のWTI原油先物チャート(期近つなぎ足)

その後、ロシアのオレシキン経済発展相が「40ドル以下の原油価格でもロシアは生き残れる」という発言をしたことも、原油価格下落の勢いを増した感じがします。

2017年6月7日発表の6月2日時点での米国の原油在庫量は下図のように相変わらず過去最大水準のままです。OPECやロシアが減産したところでシェール生産量が減らない限りは米国の原油需給は緩んだままになりそうです。

EIA発表 週間在庫統計 原油(2013~2017年比較)

原油在庫水準が高いままなので、WTI原油先物のフォワードカーブ(期近価格から、期限が先の原油先物価格をつないだもの)は、2016年11月(OPEC減産確定前後)から2017年6月(減産延長確定後)にかけて、ずっとコンタンゴのままです。CFDで原油を買っている人は毎月のロールオーバー時に「価格調整額」を延々と支払い続けていることを意味します。つなぎ足チャートを見ると儲かりそうに思えるわけですが、そうそう簡単には儲かりません。

2016年11月から2017年6月のWTI原油先物のフォワードカーブ

(Bloomberg) OPECと非加盟産油国、9ヶ月の減産延長-供給超過解消へ決意
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