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原油関連統計

EIA週間統計:原油、ガソリン、中間留分の在庫推移(グラフ)

2018/08/31

※グラフのデータは2018年8月24日(EIA 8月29日発表分)まで反映されております。

週間在庫統計にはAIP発表のものとEIA発表のものがあります。EIA発表値は公的機関の発表値ですから公式なデータであり、過去データも含めて無料でExcelデータ形式で閲覧できます。筆者はこれを用いて原油相場動向を判断しやすい形のグラフに加工しています。

 筆者が作成しているグラフをここで紹介します。原油や石油製品の需給には季節性がありますから、前年同期比との比較ができるように毎年1/1~12/31の統計値を年ごとに重ね描きして比較しています。原油から精製される石油製品のうち、価値の高い成分はガソリン、軽油、ジェット燃料等ですが、軽油やジェット燃料は成分が似ているので中間留分としてまとめて集計しています(EIA発表値では分けられておりますが、筆者は合計してグラフにしています)。少々脱線しますが、日本で時々問題になる不正軽油とは軽油よりも安価な灯油を混ぜて作られています。成分が似ているので灯油を混ぜてもディーゼル車は走ります(不正行為ですしエンジンを痛めたり大気汚染の原因となります)。

原油在庫はほんの2年ほど前には過去最大在庫となっていましたがOPEC減産の効果、アメリカのイランへの制裁、アメリカ石油輸出の強化などにより、クッシング在庫は驚きの減少でWTIは逆鞘が定着してしまいました。ロールイールド狙いでCFDの買いホールドが理屈上は有利なのかもしれませんが、この値位置で粘るのは怖いですね。

EIA発表 週間在庫統計 原油(2014~2018年比較)

EIA発表 週間在庫統計 クッシング(2014~2018年比較)

EIA発表 週間在庫統計 ガソリン(2014~2018年比較)

EIA発表 週間在庫統計 中間留分(2014~2018年比較)

ところで毎週、在庫の数値に目を光らせている方は、2016年10月13日発表の数値を見てビックリしませんでしたか?この日のWTI原油の1分足を見ると暴落してから戻していますので市場参加者もビックリしたのだろうと思います。リースされている原油の統計上の扱いが変わった影響で1982年までのデータ全てを遡及して修正された影響です。上のグラフは遡って修正済みです。

EIA在庫統計発表後のWTI原油先物1分足の例を3つ
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