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ETFとETN VIX ロールオーバー

2018年12月下旬のVIX暴騰時の関連CFD等の動きを比較する

2019/02/03

2018年12月下旬にアメリカ市場主導で株価が暴落しました。VIX指数は株価が暴落すると、逆に暴騰する性質がありますのでVIXは激しく上昇しました。しかしながら、VIX指数はアメリカの株価指数のオプションから計算された数値であって直接売買することはできず、代替品を売買せざるを得ません。我々一般人がCFD等で容易に売買できるものとしてVIX先物のCFD(GMOクリック証券CFDでの名称は米国VI)や、VIX連動型のETFのCFD(GMOクリック証券CFDでの名称は、米国VIブルETF、米国VIベアETF)があります。また東証で株と同じように売買できる銘柄として1552があります。これらを比較してみましょう。

下図は米国時間2018年10月1日から2019年1月8日における、VIX指数とVIX先物を重ね描きしたチャートになります。先物は一ヶ月ごとに消滅するため10月限(じゅうがつきり、と読む。じゅうがつゲンじゃないぞ)、11月限(じゅういちがつきり、と読む)、12月限、1月限を各々、描画してあります。クリスマスイブの暴落時にCFDの参照してる先物は1月限でしたが、VIX指数が36.07まで暴騰したのに対して、1月限の先物は25.90までしか上昇していません。先物は「未来のVIX指数の予想値」なので、このようなことはよくあります。当たったと思ったのに期待ほどではないのは、このためです。

VIX指数とVIX先物の比較(2018年10月~2019年1月)

では次に、米国VIブルETF(UVXY,プロシェアーズ・ウルトラ・VIX短期先物ETF)はどうだったか見てみましょう。このETFは、ざっくり言って「VIX先物の1日の変動率の1.5倍動く」という性質があり、VIXが数日連続で上昇したりしたような場合に爆発的に価格が上昇する性質があります。今回の下げでは、ほぼ連続して米国株価指数が下がったこともあり(ほぼ連続してVIXが上昇したこともあり)、ETF価格は大きく上昇していることが分かります。12月初旬の底で買って12/24のピークで売ると約1.8倍になっていますので、CFDでレバレッジをかけて相当な利益を享受した方もいらっしゃることでしょう。

VIX指数とUVXYの比較(2018年10月~2019年1月)

次に、米国VIベアETF(SVXY,プロシェアーズ・ショート・VIX短期先物ETF)はどうだったか見てみましょう。このETFは、ざっくり言って「VIX先物の1日の変動率の0.5倍、逆に動く」という性質があり、株価が上昇基調のときに、じわじわ上昇しやすい性質を有しています。もちろん、株価が暴落してVIX指数が急伸した場合は、このETFは価値が下がることになります。レバレッジが低いため米国VIブルETFと比べると、かなりマイルドな動きをしていることが分かります。なお「2049 NEXT NOTES S&P500 VIXインバースETN」は2018年2月に暴落して早期償還されました。SVXYも2049とほぼ同様の仕組みでしたが、SVXYは早期償還されず、現在も売買されています。但し、レバレッジが-1倍から-0.5倍に下げられていますが、一晩で半額以下に暴落する可能性があることは理解しておきましょう。

VIX指数とSVXYの比較(2018年10月~2019年1月)

最後に、証券口座で売買できるということで根強い人気を誇る「1552 国際のETF VIX短期先物指数」を見てみましょう。これは米国市場のVXXとほぼ同様の仕組みで円建てにしてあるETFであり、株価暴落時にVIX指数が上昇するとご覧のように暴騰する性質があります。しかしながら上昇幅は米国VIブルETFよりも小さく、また、長期保有すると大幅に減価する性質があるため、あくまでも短期決戦用銘柄でしょう。一番の難点は、アメリカのVIX先物に連動するのにも関わらず、アメリカ株が一番良く動く、アメリカの昼間(日本の夜)に売買できないことですね。この銘柄を売買するのであれば夜間にCFDで売買したほうが効率が良いと思いますが、株がメインの人は税金の関係もあるので、1552を選ばざるを得ない方もいるかもしれませんね。

VIX指数と1552の比較(2018年10月~2019年1月)
2049(VIXインバースETN)が2018年2月19日に早期償還するが償還価格は妥当なのか計算する
VIX指数の計算方法(リンク先は英語、超難しい)
VIX先物の正式な説明(リンク先は英語でござる)
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