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原油の季節的傾向をETF、CFD、カナダドル等の売買に利用する(1)

2017/04/26

長期間の原油価格の変動パターンを調べると、季節的な傾向があることが分かります。最も重要なエネルギー源である原油は、ガソリン、ナフサ、ヒーティングオイル、ジェット燃料、灯油、重油など、様々な石油製品に加工されて使用されます。ガソリンは冬場より夏場の需要が大きく、ヒーティングオイルや灯油等の燃料油は冬場の需要が大きいです。

このように石油製品の需要は季節的な変動が大きく、原油全体の需給にも確実に季節的要因が作用していると考えられます。もちろん季節的要因以外にも原油価格に影響を与える要素は数多くあるわけですが、Moore Reserch発表の過去30年以上に渡る統計結果によると、原油は8~10月頃にその年の高値を取り、12~翌2月頃に安値になる傾向が見られます。ということは原油を「9~10月頃に売り、12~翌2月に買う」という方法で利益を上げられる可能性があります。

下図は、2006~2015年における、「9月1日から翌年3月31日の原油価格推移」です。相対比較するために9月1日を100としています。9月より10月以降のほうが原油価格が安くなった年は10年間のうち6年であり、勝率という点では難があります。しかし統計的には、9月以降に積極的に買うのは避けるべきであるということが分かっていれば、2014年、2015年の秋からの原油の大暴落で原油ETF(1699、1671、2038など)や原油CFDでの被害を蒙るのは避けられたかもしれないし、CFDでWTI原油を空売りすることで利益を得られたかもしれません。

9月1日を基準としたときのWTI原油価格推移(2006年~2010年)

9月1日を基準としたときのWTI原油価格推移(2011年~2015年)

別の記事で原油価格とカナダドルは相関が大きいことを示しました。ということは原油の季節的傾向は、そのままカナダドルの季節的傾向と一致する可能性があります。下図は、2006~2015年における、「9月1日から翌年3月31日のカナダドル価格推移」です。相対比較するために9月1日を100としています。2013~2014年における、対円のカナダドルのレートは、アベノミクスによる円安の影響もあり、原油価格の季節的傾向と一致しないように見えます。

9月1日を基準としたときのカナダドル(対円レート)の推移(2006年~2010年)

9月1日を基準としたときのカナダドル(対円レート)の推移(2011年~2015年)

そこで、対ドルのカナダドルのレートに直してみましょう。対ドルのレートで見ると、カナダドルも冬場に下がりやすい傾向が見られます。Moore Reserch発表の過去40年以上に渡る統計結果によると、対ドルのカナダドルが底値を付ける時期は12月頃です。カナダの原油への影響が注目されるようになったのは近年ですが、どういうわけかカナダドルは冬場に安いようですね。FXでのトレードにこうした季節性も考慮すると勝率が上がりそうです。

9月1日を基準としたときのカナダドル(対米ドルレート)の推移(2006年~2010年)

9月1日を基準としたときのカナダドル(対米ドルレート)の推移(2011年~2015年)

原油の季節的傾向をETF、CFD、カナダドル等の売買に利用する(2)
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