原油ETF1699、1671、1690、2038、2039と原油先物の板画面
2016/06/28
下図は2016年6月6日の08:59:57頃の1699、1671、1690、2038、2039、TOCOM原油先物2016年11月限、NYMEX原油先物2016年7月限(CLN16)の板画面です。
1699の板を朝から眺めていると寄り付き価格付近で、上下に17万株の指値が出てきます。これはマーケットメーカーの指値であると考えられます。リアルタイムのNYMEX原油先物価格と為替から、1699が幾らになるべきかをマーケットメーカーは自動計算し、自動で指値を動かしていると考えられます。1671もマーケットメーカーらしき指値が出てきます。この指値も1699と同様に、リアルタイムのNYMEX原油先物価格と為替に応じて動きます。しかし1690に関しては、板がスカスカでありマーケットメイカーの指値が出ていないように見受けられます。2038や2039にもマーケットメーカーらしき指値が出ており、TOCOM(東京商品取引所)原油の気配値に応じて指値が動く様子が観察できます。なお、東京時間で午前9時の時点において、NYMEX原油先物は既に取引されておりますが、TOCOM原油は東証と同じ午前9時開始です(2016年秋に08:45に変更される模様)。